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晶生村
東西を川に貫かれた、小さな山あいの
平地に広がる鄙びた山村集落。
四方が山に囲まれており、周囲との行き来が難しいために
時代の波(都市開発)からは取り残されてしまったが、
代わりに依然、古き良き農村の雰囲気を色濃く残している。
数少ない名物は、村内の源泉から湧く温泉と、
近郊の山間にある蛍の群生地。
この村は蛍と縁が深く、村民は村を『蛍の里』と
自認しているほど。
晶生学園
村の南側、西の外れにある学園。
人口の少ない晶生村の学園であるため、生徒数が少なく
一学年は一クラスずつ。
校舎も木造二階建てのこぢんまりとしたものだが、村外部の
縫製業者に顔の利く村長の肝いりで、制服はせめてとばかりに
モダンなデザインが導入されている。
いろはたちが通うこの学園には、由嗣たち未来人たちも
物語が進むに連れ仮編入扱いで通うことになる。
村中心部
川の北側に走る道は『古道』と呼ばれており、
道幅こそ狭く未舗装でもあるが、晶生村にとっては
古くからのメインストリートに当たる。
水田が面積の多くを占めている南側と比べると、
北側にはまだ建物数も多く、雑貨屋や金物屋といった
商店も少数ながら存在している。
夏祭りの際には、神社から村内を舞い手が舞い歩く祭事
『初姫舞』の経路にもなるため、村中の人間がここへ集まる。
星ヶ淵
村の東西を貫く『晶生川』に北から合流する小川『姫川』が、
山あいを流れ落ちる途中で形作っている淵。蛍の群生地として
村民に広く知られており、夜になると数多の蛍が舞う。
その光景は地上に星空が降りてきたかのようであるため、
この名称で呼ばれているらしい。
村に伝わる伝承の舞台であり、村民にとっては一種の聖地。
『初姫』という家の者が代々ここを守っている。
辿り着くには険しい山道を登る必要があるため、
村外部の者が赴く際には注意が必要。